FPVをする→機体から映像を飛ばす。
つまりビデオトランスミッター(いわゆるVTX)を使用するのに日本では4級アマチュア無線免許が必要。
- 講習を受けて取る → 2万円、2週間(日曜日を2週続けて講座を受講すれば自動的に取れる)
- 試験で合格する → 1万円くらい、「試験+手続き」は半日(朝9時から合格→手続き完了までで13時)、勉強は、、、個人差アリだが私は3日で何とかなりました。(一日6時間くらい勉強)
正直どっちが良いのかものすごい微妙。
自動車免許は金額が金額だけに一発試験で取るのは昔から誰でも考えるけど。。。
この4級アマチュア無線に関しては、結局試験受けても1万円くらいかかる(当日支払ったのが結局7000円くらい、カンマルをAmazonで買って1300円くらい。試験で使う写真撮影等を考慮すると多分1万円くらいはかかっていると思う)ことを考えると「勉強時間を捻出する」のは社会人だと結構難しいと思いますし、お金で解決した方がいいかもしれません。
私も普段は大抵のことはお金で解決するタイプです。が、今回は思い立ったのが正に試験の3日前、そしてたまたま今日が(第三週日曜)試験だった、かつ、来週から出張という諸々の事情で講習を受講して2週間かけて免許を入手、、、というのは少々間が空きすぎてかえって面倒な気がしたので直接試験を受けて取得することにしました。(おまけ程度ですが講習VS試験の差額の1万円って普段であれば労力も加味してあまり大きな金額差に感じないかもですが、FPVは正直結構mini quadの機体自体でお金がかかる。。そして色々と試してみたい部品が増える、、と思うと意外に良い節約だったかもしれません。)
カンマル
カンマルにかかる所要時間
カンマルはその構成を理解するのに少々手間取りました。大抵の参考書、問題集は反復練習という形になっていると思うのですが、このカンマルは少々クセモノで、実際の試験は法規と工学で12問ずつ、計24問出るのですがその「実際の問題番号とカンマルの章とが一致した作り」になっています。なのでカンマルの[1]章は、今までの実際の試験で[1]問に出てきた問題の過去問がズラ〜っと30問くらい立て続けに出ています。
正直、良いのか悪いのかは分かりません。しかし今まで中学生、高校生と勉強をする際に必ずしてきた行動は通用しない感ありで、少々やり方を編み出すまでに悩みました。結局至った結論としては、何も考えずにひたすら1章から24章まで解く。それを2回繰り返す。でした。始め一回目を全て解くのに6時間×2日。最後の1日でひたすらもう一度全ての問題を解く。2度目を解く時が大体30分で4章程度行けますので、3時間かければ24章全てもう一度解くことができると思います。
コツ
3日目に気がついたのですが、問13と問14、カンマルで言う13章と14章は実際の試験でも飛ばして進めるのが良いと思います。明らかに覚えるのが大変な問題です。公式を覚えなければならない、かつ、計算もしなければならない。なので「それ以外」をまずはシッカリとこなし、最後に13、14に戻って解ければ解くのが良いと思います。例えば今日私が受けてきたテストでも問13だけ正に計算問題でした。逆にそれを飛ばして、残りの23問を解いて、マークシートに記入し終わるまでに5分かかりませんでした。そこから問13に戻って、「何だったっけな〜この公式。。。2πfXだっけな〜。。。」なんて思いながらとりあえず計算して答えを出して、そして他も今一度確認の為に一通り解き直して、マークシートにズレ、記入ミスがないか確認して、ここまでで10分でした。
場所
晴海3-3-3
https://goo.gl/Vbwlo3
日程
「8月を除く」毎週第三日曜日
- 平成27「年度」←「年度」なので4月〜翌3月までのくくりです。試験日の確認じに注意。
http://goo.gl/WSXrh - 平成28「年度」
http://goo.gl/oYj6Fx
リンクを追った時にはじめ「年度」を理解するのに手こずりました。。。2月の日程が見つからなくてこまりました。
注意
私も過去のWEBサイトを見て情報を確認して臨みました。しかし、平成26年から、合格後の会場での手続きに免許、保険証での手続きは「不可」となったそうで、住民票やら住基ネットの番号などが必要になります。私はたまたま住基ネットの番号がすぐに分かったので、少々不安ながらも何の書類ももたずに、携帯のメールの中にこの11ケタの番号だけ転送して試験に臨み、合格後に単純にその11ケタの数字を書いて手続きを完了しました。ものすごい楽でした。
なので本人確認的な書類に関しては、現行のサイト(http://goo.gl/oYj6Fx)に従ってください。
一日2度試験
多分可能だと思います。私も今日、午前の試験で落ちたら午後も受けようと思っていました。この毎月第三日曜にある試験は一回の試験の定員が先着200名なのですが、今日は恐らく午前の部が86名でした。(前のホワイトボードに小さく書いてあったので。)午後の試験の人数は確認しませんでしたが、何となく会場をチラっと見た時に20人くらいしかいなかったので定員人数は余裕なのではないでしょうか。タイムライン的にも午後の試験の開始が13:30から?だったと思うのでもしウッカリ、ギリギリ午前の試験で不合格になってしまった、、、と思われる場合は午後ももう一度受けてみることもアリだと思います。社会人はそんなに時間に余裕がないですから、せっかくの日曜日を使うのだったら1日で確実に結果を出すところまでいって完結させたいですよね。
試験に受かっても実際にFPVをするのに、この後ももう少々工程があるかと思います。
免許を受け取る(3週間くらい?)
↓
申請か何かを出して自分の使う無線機器?の登録をする
これで晴れてこの東京という、日本という国でFPVが出来るようになります。
ただ東京は少し外れまで行かないとドローン自体が屋外は禁止だけど!
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