サイトへのトラックを見ていると、まだまだTiny Whoopへの検索(関心)が低い・・・というのは個人的に残念な限りです。やっぱり派手に飛ばせて賞金がかかってスポーツとして認知されつつある5インチを4Sとか(最近だと6Sだもんね!)で飛ばすMini Quadがまっさきに目に飛び込んでくるのかもしれません。東京じゃないもっと広い土地であれば心の赴くままに思う存分に飛ばして楽しめるのでしょうがちょっと現実問題・・・。

さて、このサイトを見に来るのに意外に検索の多いもの「アンテナ」。これ、個人的見解からすると、そんなに悩む話ではない?かもと思ってます、今となっては。ワタクシがFPVを始めた当初はこのジャンルもまだまだ発展途上だったので色んな新しいネタが出てきては、皆でああだこうだと議論をしたものですが、送信側(機体側)と受信側(ゴーグル側)とで話がちょっと異なるものの、昨今は相当検証もされてきていて若干結論が出た感もあります。

トライアンフと、パッチアンテナをダイバーシティーで使っておけば、問題ない(受信側)

というところでしょうか。
調べ始めるとなんだかんだと細かいことが気になるかもですが、そもそもこのアンテナを心配する段階とはまだ飛ばしていない人の疑問かな?と個人的には振り返って感じます。飛ばし始めると、このFPVというもの、ドローンというものが、そもそも何が出来て、何が出来ないのかを実感でき、そんなに細かいこと気にする必要ないと分かると思います。5インチの機体だと大体500g程度?ある機体だと思いますが、飛ばしてみると、飛ばした瞬間にどれだけ危険なものかを感じると思います。のでまず自分の目の届かない範囲で飛ばそうなんて思えないと思います。競技でも飛ばす距離なんて言ったって200mが良いところだと思います。200mって、5インチの機体の大きさだとはるか彼方の感覚ですから、目視では。

2年ちょい前とかそれ以前はFPVでドローンを飛ばすこと自体が比較的新しいジャンルだったので、みんなより遠くへ、より色んなものを見たくて、それこそどうやったらこのゴーグル越しに見える世界を広げられるかにトライしていたものです。でも最近の潮流としては日本に限らずどこの国でもやはり飛ばすことのできる環境が限られたものなのだと分かってきていて。なので昨今はその最大でも200m程度の範囲を十分にカバーができれば問題無い、よりコンパクトなアンテナってなんだろう?というのを実現する方が流れとしては顕著です。写真↓で言うとどんどん左の方向に行ってます。(送信側)

アンテナ fpv tokyo

Lumenier AXII 5.8GHz Antenna (RHCP) (2pcs)

TBSなんてもはやダイポールでいいじゃん、という割り切りまでしてきてますし。実際飛ばす環境次第ですがこれで十分と言っている人も多いです。(送信側)
アンテナ fpv tokyo lumenier TBS

TBS 5G8 MMCX LINEAR ANTENNA

 
 
受信環境としては、
 

競技として飛ばす(or若干フリースタイル)
→ダイバーシティでトライアンフとパッチアンテナ

そもそも競技である以上、どれだけの距離を飛ばすかが明確ですし、先人が今までに十分それを検証しておりますので特に何も考える必要無いです。皆が結論として使っているものを、特に何も考えずに使えばいいと思います。競技だと出力も(大抵の場合は)25mWに固定されてますし、そもそも機体と自分の間を遮るものが存在しないというのが前提ですので。
また、小さい(軽い)方が「楽」というのは機体に積むのはもちろんですが、ゴーグル周りでごちゃごちゃするのもまた、これはこれで面倒です。何かの拍子に引っ掛けたり、持ち運びの際にかさばったりと。なので基本的にはゴーグルにアンテナ含め、受信機を設けて完結させているのかと思います。(ただ競技でも最終的には受信に関して妥協したくないという結論から、ステーションを設ける人もかなり増えてきているように感じます。確かに映像あってのFPVですからね。。。)
 
王道のTBSトライアンフ

TBS TRIUMPH-STUB SMA(RHCP 2PCS)

 
 
 

未知の世界を満喫する
→ステーションを設けて、本気で受信

超絶浮遊飛行で有名なmattystuntzももちろん場所が場所(カナダ)なのでステーション派の一人です。

ステーションの様子が写っている動画(結局ココでもトライアンフとパッチアンテナいっぱいみたいな組み合わせな模様ですが)

 
 
というのが結論かと思います。
 
 
つづく