FPVを始めたきっかけがこの動画でした。日付を見たら2014年10月。知り合いから見せてもらった時にとてもとてもワクワクしたのを覚えています。当時CNNが取り上げたのである程度広く目に触れたのではないでしょうか。

この世界観を実現したくて当時は色んな方面に相当時間と労力をかけて交渉をしていたのですが、何せ一番タイミングの悪い時期でなかなか話が前進しなかった、懐かしい話です。しかし今ではTiny Whoopという素晴らしい大きさの機体が存在し。この世界観を室内で満喫できる。最高ですね!

飛ばしている時の楽しさと、それを他人が見た時に魅力的であることとは別の軸だとは思うのですが、何せ原点はあの動画にあるので、絵にした時に人をワクワクさせるというのも私の中で結構重要なファクターだったりします。色んな人の反応を観察して来ましたが、このドローンを絵にした時に一番反応が顕著なのはお尻のテールライトだと思っています。しかも別の軸とは言え、考えてみるとレースをしている時に誰を追ってるのかって分かると結構楽しいもので(誰が墜落しているかも笑)。そんな意味でもフライト中に自分を認識させる、もしくは相手が認識出来る仕掛けって結構大事かも?と、あの動画を久しぶりに見て再認識した次第です。そんな訳で超絶、究極、超簡単にTiny WhoopにLEDを付ける方法を考えてみました。
tiny whoop led tail fpv tokyo

定電流素子内蔵発光ダイオードというとても便利なものがあります。
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定電流素子内蔵ダイオード

5mm径しか見つからなかったのですが(面倒なので秋月しか探してないですが。。。)結果的にこのサイズで良かったかな。色もいわゆるLEDの典型5色あるので(ウォームホワイトも入れれば6色ですが)レースには十分! 定電流素子内蔵なので、プラスマイナスどっちの向きで点灯するかの確認は、そのまま刺しちゃって大丈夫です。脚を1cm残してカットして(好みの長さでいいですが)、そのままLipoに刺して点灯する向きを確認してください。点灯する向きだけ分かれば、後は簡単。こんな感じで折り曲げます。
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後はピッグテールの端子が露出している部分に合わせて、ヒートシュリンクで締めるだけー。天才!
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もちろん輪ゴムとかモビロンでもOKです。
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LEDですが、そのままだと面白い位にLEDの向き(正面)にしか光が飛びません。頭の透明な部分で光が拡散するようにするのはポイントです。後ろから見た時にかっこよく光っている方がベターでしょ? ヤスリでザラザラにするとか、適当にニッパーでゴツゴツに砕くとか。今回は飛んでる時の角度に合わせて45°くらいの適当な角度で頭をカットしました。カットすることでカット面がマットになるのでここで光が拡散します。あ、レースの時のことを考えるとLED自体は白で付けておいて光を拡散させるキャップで色を入れ替える方が賢いか!
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ちなみにLEDの重さですが0.16gでした。
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最初はもう少しキチンとした仕様で考えたのですが作ってる途中でめんどくさくなっちゃって思いつきました。たまには横着もいいもんだ。
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