HDOがまだデフォルトのゴムバンド仕様なままで、私のDOM V3はメガネ仕様。事務所で飛ばしていると使い勝手が顕著に違うのでついついDom V3を使ってしまいます。サクっとかけて飛ばして確認、とか、ちょっと飛ばしたい、とか、この「ちょっと」というシチュエーションにゴムバンドって本当に向いてないと思います(夏場だというのもあり、より一層なんか暑っ苦しいし。。。)そんな訳で必然的にどっちもかなりの頻度で使っているので改めてこの2つを比べて気がついた点があります。

画像のディストーションは本当に良くない

まずコレが本当にHDOを手に入れて痛感したこと。HDOが良いとかそういう話ではなく、ただ単純に4:3のカメラには4:3のスクリーンで使うべき(当然ですが)。逆に16:9のカメラを使うならゴーグル側も絶対に16:9が良いんだろうなーとかなり確信を持って想像できます。距離感の把握が確実に楽ですし、感じるスピードもディストーションがかかっているとちょっと変わる印象(横に潰されたDom V3の方が速く感じる)があります。確かに好みとして、4:3の画角だともう少し横に情報が欲しいな、16:9程度の幅で操作をするとシックリくるだろうなというのはあるのですが、狭いギャップを飛ばす(通す)ことが好きなのでこの点では格段にディストーションのかかっていないHDOが楽です。ちなみにこの感覚が何処まで実際に違うかを両方を交互に付け替えながら操作してみたのですが、正直、実質問題としてはそこまで変わらないという事実も自分の操作した結果ではあります。が、でも精神的?頭の中での思考?捉え方?としては明らかに「楽」だと感じている自分がいます。

(部屋の中で飛ばしていると)HDOの画質が勝るとも言い切れない

たまにどっちをかけているのか分からなくなる時があります。これ面白いです。もちろんディストーションがかかっているのとかかっていないのとなので、冷静になれば分かるのですが、でも絵を見てDom V3の方がキレイだと感じるシチュエーションが結構頻繁にあります。これはモニターでも印刷でも解像度全般に言えることなのですが、人間がドットを認識できる距離によってっ感じ方が変わってきます。iPhoneのレティナレベルまでドットが小さくなると、もやは人間の目にはほぼドットが認識できないので、遠くから見ようと近くで見ようとも絵がキレイに見えるのですが、このFat Sharkのゴーグルレベルのドットの大きさだと、目に近ければ、当然ドットを感じます。逆に、ドット自体が大きめでも、目からある程度距離があると、目がドットを認識しないので、絵としてはキレイに見えることが多いです。多分そんなことが起因してか、一瞬「絵が綺麗だなー。。。」なんてゴーグルをかけた瞬間に感じることがあるのですが、ふと冷静になると、あれ?こっちはDom V3だぞ?というのが結構あります。

ゴーストブランチも結局は避けられない?

でもやっぱりDom V3だと「うわ!今なんで墜落した?!」というのがたまにあったりして。事務所だと多いのがブラインドのケーブルです。ケーブルが見えなくて引っかかって落ちることがあります。それがHDOだったら見えちゃったりするんでしょ? 結局見えませんでした笑。良く聞く話で。HDOの方が細かいディテールまで認識できるので、、、的な。見えないものは見えないです笑。少なくとも我が事務所のブラインドのケーブルは、コーナを曲がった瞬間の視界と、その角度の照明だと見えないです。知ってないと避けられないです。HDOでもDom V3でも。

しかも2台目のUR65を先日組みましたが(実際はSnapper6の部品ですが)、カメラが個体差があって、新しい方のカメラだと今使っている機体よりも色が飛びます。whoopを室内で使用する程度の状況下だとHDOのメリットってそこまで明確に享受できないかもなーと思った次第です。4:3と16:9の画角くらいソフト上で切り替えればいいのに。Commander V2とかEV200Dみたいに。