最近無駄にFatsharkのメガネ化にどはまりしてて。でもメガネ化することで全体的なゴーグルのボリュームがコンパクトになって、コンパクトになった状態でポンと机の上に置かれる姿を見ると、なんかこのゴーグルも大分「過去のもの」感出てきたなーなんて思ったりする。しかもソレを付けて飛ばすと、それはそれは映像がアナログな訳で。

ふと思ったんですよね、このFPVでゴーグルを通して見た世界で飛ばしてる時の面白さって「映像が鮮明では無い」ことが適度な「うまく操縦して克服/達成してる感」を醸成しているのかもな、なんて。他にも「絵」としてよくある全体にピントが合ってるよりも「一部分ピントが合ってて、それ以外ボケてる」方が「いい感じの絵」になるとか、最近仕事でも4K60フレームとかが鮮明過ぎて、少し画像を劣化させた1080Pで24フレームの方が味があっていいなんてことも、このアナログの映像を通して感じる楽しさの一因なのかもなーなんて思うのです。

10年前にFPV始めた頃からよく理由など分からずこの5.8Gの電波で飛ばす映像を「アナログ」と呼んでいた訳ですが、今はDJIをはじめとした「デジタル」が台頭してきたこともあってこの5.8Gの映像が、相対的になんの違和感もなく「アナログ」として認識できる訳です。

最近会社の子が、昭和の時代とか普通に職員室で使われてたみたいなねずみ色のすんごい重たい机を「カッコいい」って言って使いだしたんですよ。自分が使ったらただの小汚いおっさんが小汚い机を使ってるようにしか見えないのですが、でも若い子がそこに座って仕事してる姿を見ると「確かになんかオシャレかも」なんて、80sが彼らにとってオシャレに映る今の時代だと、不思議と成立してるんですよね。きっとカセットテープとか買って、It’s a SONYとか書かれちゃってるウォークマンとかで音楽を聞いちゃうんだろうなーなんて。そんな彼らがこの5.8Gの映像を見ると「アナログおしゃれッスね」って。あの呼び名としてしか認識してなかった「アナログ」が本当に「アナログ」になる日が来てるんだろうなーなんてふと思ったのでした。

まぁ実際にデジタルで飛ばしちゃうとやっぱアナログよりも楽しいよね。ペネトレーションが良いからあまり細かいことを気にせずに遠くまで飛ばせることが理由としては大きいけど。デジタルがもう少し軽くなってくれたらなー。
あーこの感覚Tiny Whoopが出たばっかりでブラシモーターで飛ばしてたあの頃、5インチの楽しさを部屋の中で楽しめたらなーて思ってたあの時と同じか👀👀👀

そんな訳でココでデジタル回りの「重さ」のおさらいです。

✅1S Walksnail
7.8g
✅(いちおう)DJI O3ネイキッド
15.3g
✅アナログVTX
BETA FPV M03 5.8G VTX
1.13g
✅ただアナログで軽さを追求すると今だともう5in1な訳ですよ。便利な時代ですねー🙌
SuperX 5in1 FC
3.45g
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さてペネトレーションの参考になる映像を、またしても今一番の推しメン、MoeFPVさんの映像にてご覧ください。

いいですねー。なんか確実に十分なキョリ飛ばせてますよねー。コレですよねー本来FPVに求めるというか楽しみというか。自分の体が実際にそこに行かなくても見ることのできる世界。の楽しさ。
3:05からがオムニアンテナのみで自分の背後で飛ばしてるとのこと。毎回欲しい情報をなんて的確にくれるんだこの人は🙏感謝